団体信用生命保険に加入出来なくても、住宅ローンを組む方法とは? | 保険の学び場

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団体信用生命保険に加入出来なくても、住宅ローンを組む方法とは?

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住宅ローンを組む際に、金融機関からの条件として、団体信用生命保険に加入することが必須という場合がほとんどです。

そして大多数の方も、団体信用生命保険に加入出来ないと、住宅ローンを組めないと思っていらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、持病などで団体信用生命保険に入ることが出来なかった方にスポットライトを当てて、なんとか住宅ローンを組む方法はないかを探ってみようと思います。

 

団体信用生命保険に関する記事は、団体信用生命保険の告知について、わかりやくす説明します!

や、住宅ローンを組むためには、団体信用生命保険加入も必要!?特約って何?

でも紹介しています。

団体信用生命保険の目的とは?

住宅を購入する際は、大抵の方は住宅ローンを利用されることでしょう。住宅ローンの返済は長期間に渡りますので、返済期間中はリスクがついてまわります。

銀行としては借入者に万一の事が起きた場合は、返済が滞ることがリスクであると考えます。

借入者側としては、万一の際、残された家族が代わりに住宅ローンを支払うことになります。支払いが出来なければ、売却しなくてはならない可能性出てきます。

そこで、登場するのが団体信用生命保険というわけです。

団体信用生命保険とは、住宅ローンを利用している借入者が、死亡または高度障害になってしまった場合、代わりに住宅ローンの返済をするための生命保険です。

この生命保険に加入することによって、残された家族は住宅ローンを返済する必要がなくなり、そのまま安心して住み続けることが出来るという、命綱的な保険になります。

加入が出来なかった場合は、どんな展開が待っているのでしょう?

住宅ローンを借りる時、いくら借りることが出来るのか?ということばかりに気を取られがちです。

そして、もっと低い金利で借りられないか、毎月の返済額や、今後返済しづづけることが可能なのか?などをご心配されているのではないでしょうか。

もちろん、それが一番重要なことではあります。

ですが、住宅ローン借りる際は、団体信用生命保険の加入することが条件な場合がほとんどです。

加入するためには、健康状態が良好であることが望ましいですが、長い人生、病気にかかることだって少なからずあります。

もし、健康状態が思わしくない方で、住宅購入を検討されている方は、住宅ローンを組むことが出来ないのでしょうか?

団体信用生命保険の申し込みをしても、告知内容を理由に断られてしまうかもしれません。

その場合、住宅ローンも借りられないという結果になってしまい、せっかく見つけた素敵なマイホームもあきらめなければならないでしょう。

そんな展開に陥らないために、どうすべきか?対処法を主に5つ挙げてみようと思います。

対処法1.他の金融機関に申し込んでみましょう!

まずは、他の金融機関で加入ができるか?ということを探ってみましょう。

少しでも可能性があるのであれば、挑戦してみる価値があると言えます。

こちらの対処法を取る場合の注意点として、最初に申し込んだ団体信用生命保険の引受保険会社とは違う金融機関を選択するということです。

引受保険会社って何?

団体信用生命保険は、金融機関と提携している保険会社の方で、加入出来るかどうかを判断しています。

この保険会社のことを、引受保険会社と呼ぶのです。

そして、団体信用生命保険は、金融機関が違う場合でも、同じ保険会社が対応していることが多々あります。

たとえば、大手の保険会社の場合ですと、全国50ヶ所以上の金融機関と提携していたりします。

団体信用生命保険の審査基準は、引受保険会社により微妙に異なります。

そのため、最初に申し込んだところには加入を断られたけど、他の団体信用生命保険に加入出来た!なんてことも起こり得るのです。

特に、告知の際の僅かな不足が原因だろうと予測するのであれば、引受保険会社を変更すれば道は開ける可能性があります。

ですから、再挑戦なさるようでしたら、引受保険会社がどこであるかを必ず確認しましょう。

メリットとデメリットについて確認しておきましょう!

メリットとは、当初この方法で申し込みたいと望んでいた住宅ローンに近い条件で、契約をすることが可能であるということです。

デメリットとしてあげられることは、再挑戦したのにもかかわらず、団体信用生命保険に加入出来なかった場合、残念ながら再々挑戦は難しいと言わざるを得ません。

ですから、もしこの対処法でとお考えの方は、最初に加入出来なかった原因が、告知内容が少し不足していたと予測がつく場合、病気等が軽度である場合、次に申し込みをする引受保険会社では、同等の告知でも加入出来た実績があるという場合でしたら、本格的に検討しても良いでしょう。

対処法2.告知期間が過ぎるのを待ちましょう!

もう少し時が経てば告知期間から外れて、団体信用生命保険に加入出来るかもしれないとお考えの方はこの方法が良いかもしれません。

告知期間って何?

告知をする際には、3ヶ月以内や3年以内の病歴を記載するというように、期間を設けています。

たとえば、病気は完治しているが、完治してからの経過は2年半であるため、加入出来なかった場合。

病歴はなかったのに、過去3ヶ月以内に通院していたことを告知して、加入出来なかった場合。

上記のような場合は、告知期間が経過してから、申し込みをすれば告知せずに済むわけです。

メリットとデメリットについて確認しておきましょう!

一番のメリットと言えることは、待つだけという単純な方法で、希望通りの住宅ローンで契約することが出来ます。

デメリットとしてあげられるのは、期間を待つという行為により、気に入っていた物件が、他の誰かに購入されてしまうかもということでしょう。

さらには、待っている期間に別の病気にかかってしまうことも考えられます。

対処法3.ワイド団信に申し込みをしてみましょう!

対処法1.2とも可能性が低いのであれば、ワイド団信に加入するという方法はいかがでしょうか?

ワイド団信って何?

通常の団体信用生命保険に加入出来なかった場合は、ワイド団信付きの住宅ローンに申し込む方法があります。

ワイド団信というのは、病気の引受範囲がワイドに拡大している団体信用生命保険です。

これは、生命保険の引受緩和型にあたるものです。

高血圧症、糖尿病、肝機能障害等の事情で、通常の団体信用生命保険に加入出来なかった方でも、このワイド団信なら加入できるかもしれません。

告知については、通常の団体信用生命保険とほぼ同じとなります。どの程度の病状であれば加入出来るかなど確固たる基準は公にはなっていませんが、通常の団体信用生命保険よりは、加入しやすいのは間違いありません。

条件については、各保険会社によっても僅かながら異なります。

一度ワイド団信に加入出来なかったとしても、他の保険会社で加入できる可能性はありますので、再度検討してみましょう。

ワイド団信なら、可能性があるかもと思われた方も多いと思います。ワイド団信の保険料について補足させていただきます。

保険料については、通常の団信に比べると高めとなります。

ワイド団信の保険料について

通常の団体信用生命保険に加入する場合の保険料は、金融機関の方で負担しています。

そのため、通常の団体信用生命保険に加入出来たのであれば、保険料の支払いをせずに済みます。

ワイド団信の場合はどうなのかというと、残念ながら通常の団体信用生命保険とは違い、表向きは金融機関の方で負担すると明記している場合でも、実は、金利の上乗せという方法で支払うことになっています。

だいたい、通常の金利にプラス0.2~0.3%を上乗せして、ワイド団信の保険料に充てているのがほとんどです。つまり、通常だと1.0%で借りられたのに、ワイド団信にしたため、1.2%~1.3%の金利設定になります。

メリットとデメリットについて確認しておきましょう!

メリットとしては、ワイド団信にしたおかげで、金融機関の選択肢が増えるということが挙げられます。

当初、この金融機関で住宅ローンを組みたいとお考えだった場合、通常の団体信用生命保険で断られてしまったとしても、ワイド団信を選択することによって、審査通過の可能性がぐんとあがるのです。

デメリットとして挙げられることは、やはり金利の上乗せという部分になります。0.2%~0.3%といっても、住宅ローンの支払いは長期間に渡りますので決して侮れないでしょう。

ワイド団信でと決断される前に、上乗せ金利で返済するケースのシミュレーションを確認してから、じっくり検討なさった方が良さそうです。

対処法4.フラット35に申し込みをしてみましょう!

フラット35(住宅金融支援機構主催の長期固定金利の住宅ローン)を利用する方法をご紹介します。

この住宅ローンの場合は、団体信用生命保険の加入条件は必須ではありません。ということは、団体信用生命保険に入らなくても住宅ローンが借りられてしまうということになります。

フラット35でも、団体信用生命保険自体の用意はありますが、加入するかどうかの判断は借入者の方で決断して良いのです。

メリットとデメリットについて確認しておきましょう!

メリットとしては、団体信用生命保険の加入について心配することなく、住宅ローンを借りられるということです。

デメリットとして挙げられることは、住宅ローンは簡単に契約出来たとしても、借入者に万一のことが起きれば、残されたご家族が返済をしていかなければなりません。

それは、団体信用生命保険に加入していなかったので、住宅ローンも完済されないという事態に陥るためです。

この方法をご選択なさる場合は、現在加入中の生命保険が団体信用生命保険の代わりになるのか?や、団体信用生命保険の代わりに、別の生命保険に加入が出来ないか?なども検討材料に加えた方が良いでしょう。

対処法5.連帯保証人を立てるという方法について!

この方法はかなりリスクが高いので、最後の最後に選択肢としてお考え下さい。

連帯保証人って何?

もし借入者が住宅ローンの返済を続けることができなくなった場合、代わりに返済してもらえる人のことです。

金融機関の住宅ローンを借りる条件としては、団体信用生命保険の加入となります。

もし万一のことがあれば、保険金で住宅ローンの返済をしてもらうというのが目的です。

連帯保証人を立てることによって、団体信用生命保険の代わりするということになります。

連帯保証人を立てれば、住宅ローンを融資してくれる金融機関もあります。

その場合は、連帯保証人の返済能力が審査対象になり得ることもありますので、金融機関に直接確認した方が良いでしょう。

メリットとデメリットについて確認しておきましょう!

メリットとしては、団体信用生命保険に加入出来なかったとしても、住宅ローンが組めますし、希望通りの金融機関で住宅ローンを組める可能性もあります。

デメリットとしては、フラット35を選択した時と同様、借入者に万一の際は、連帯保証人に返済義務が移行します。

それ以前に、連帯保証人が審査対象になる可能性がありますので、審査が通らないというケースも発生します。

そして、もし頼みの綱の連帯保証人に万一のことが起きたとしたら、相続の関係で連帯保証人の親族にまで影響を及ぼす可能性があります。

この方法を選択なさるようでしたら、万一の際に備えて、返済が滞らないようにする対策を行っておくことが必要です。

その対策とは、現在加入している保険等は出来るだけ死守しておくことをお勧め致します。

そして、もし余裕があるようでしたら、新たな保険加入を検討しても良いでしょう。

借入金については出来るだけ、最小限にとどめておいた方が無難です。

ついつい、車の購入も視野に入れて多めに借りておこうか?などど考えてしまうかもしれませんが、お金を頑張って貯めてからにしてくださいね。

目的は、住宅購入ですので・・・

連帯保証人を立てる場合は、連帯保証人に迷惑をかけるような事態は出来るだけ避けなければなりません。くれぐれも肝に銘じておきましょう!!!

まとめ

団体信用生命保険に加入出来なくても、住宅ローンを組める可能性があることがおわかりいただけたでしょうか?

対処法5つご紹介しましたが、5つ目はどうしても購入が必要であるというような場合についての対処法としてお考えいただければと思います。

そして、それぞれの対処方法には、メリットもあれば、必ずデメリットもあります。

十分に検討なさったうえで、ご決断されることをお勧め致します。

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