【徹底検証】医療保険は必要なのか?高額療養制度に頼ってばかりじゃダメ!? | 保険の学び場

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【徹底検証】医療保険は必要なのか?高額療養制度に頼ってばかりじゃダメ!?

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医療保険に加入しているという方は皆さんの中にも少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、皆さんの中に「なんとなく入っておいたほうがいいかな・・・」とか、「入院費や食費だって馬鹿にならないし、入っておいて損はない!」と思って取り合えず加入している、という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

・・・もしかしたら、損をしているかもしれませんよ!?

 

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介護保険に関する記事、【これで安心!】介護保険とは?保険料や制度のしくみをわかりやすく解説!

を紹介しています。良かったら参考になさってください。

そもそも医療保険って必要なの?

よくある医療保険のトラブル

病気には、当然ですがたくさんの種類があります。ものによっては日帰り手術で対応できてしまうものもあれば、一か月、二か月と長い期間入院して治療しなければならないものもありますね。

治療にかかるお金にも様々なものがありますが、大きく分けて実際に受ける医療サービス(手術など)に対するお金「治療費」と、入院費や食費などの「雑費」があります。医療保険では大体の商品が、手術代と雑費を保障内容としています。

ドン・マイマイ先生
「治療費」と「雑費」、このどちらかが医療保険をめぐるトラブルの元となるのですが、どっちかマイコさんはわかりますか?
マイコ
うーん、微妙だなぁ、「雑費」?
ドン・マイマイ先生
正解です。医療保険をめぐるトラブルの元となるのは「雑費」です。
マイコ
「雑費」のトラブルってぴんとこないなぁ
ドン・マイマイ先生
たとえば、「入院日数が足りなくてお金がもらえない」というのは雑費におけるトラブルです。
マイコ
「入院日数が足りなくてお金がもらえない」ってどういうこと?
ドン・マイマイ先生

「入院5日目から毎日保障」という昔に加入したっきり特に見直しをしていないAさんを例としましょう。

ある病気にかかったAさんは、その治療のために4日入院しました。4日後予定通り退院しましたが、入るはずの入院費や食費が待てど暮らせど来ません。

理由は明白で、「昔はこの病気を治すのに5日以上かかったけれど、現代の医療は4日で治してしまった」からです。

つまり、昔入ったままの医療保険の保障は、現代の治療スピードに合わなかったのです。

マイコ
なるほど…じゃあまず現在加入している医療保険について見なおさなきゃね。

 

 

 

日本の健康保険制度ってスゴイ!!

ドン・マイマイ先生
日本の人であれば、国民健康保険に全員加入しています。いわゆる、「国民皆保険制度」によるものです。

 

国の健康保険には年齢や職種によって様々です。

・健康保険

健康保険には、会社員とその家族が加入します。企業が健康保険組合を運営する「組合健保」と、国が全国健康保険協会に委託運営している「協会けんぽ」という2種類があります。

・共済組合

公務員が加入します。

・国民健康保険

この保険には上記2つに加入していない人(会社員とその家族、公務員)である自営業者の方などが含まれます。

ドン・マイマイ先生
これらの健康保険に加入していると、「被保険者証」をもらうことができます。病院に行くときに持っていく「保険証」のことです。
マイコ
なるほど、いつも病院の窓口で出している保険証が、国民保険の被保険者証なんだ。
ドン・マイマイ先生
これを医療機関に持っていくと医療費一部だけ支払えば済むことになります。小学校入学前までは2割、小学生以上70歳未満は3割、70歳以降は1割といった具合です。

 

高額療養費制度という強い味方!

ドン・マイマイ先生
ところで、マイコさんは「高額療養費制度」という国の制度を知っていますか?
マイコ
うーん…あんまりよくわかんないなぁ
ドン・マイマイ先生
この制度は医療保険について考えるうえで非常に重要な制度です。なぜならこの制度の存在によって、医療保険の存在意義について考えさせられるからです。

 

高額療養費制度とは、一言でいえば「基準より高くついてしまった治療費は国が負担してあげるよ!」という制度です。

1か月で100万円の治療費がかかった40代男性会社員のBさんを例とします。この場合、高額療養費制度が利用できます。

 

高額療養費制度が設定している「基準」(正式には自己負担額の上限)は70歳未満一般の方で大体8万円です。今回の例では40代なので、自己負担額は3割になります。

ひと月にかかった100万円のうち3割の30万円が自己負担となりますが、高額療養費制度の設定基準に従って8万円+αで済む、ということです。

さらにこのBさんは会社勤めですので、企業の組合などからサポートを受けることができるのでさらに費用を抑えることができます。

 

ドン・マイマイ先生
加えて、会社員の方の場合は「傷病手当金」という生活保護制度も利用できます。

1病気やケガの療養のため仕事ができない

2会社の連続欠勤日数が4日以上

3(原則)給与の支払いがない

この条件に当てはまった場合、1日当たり月給1日分の2/3をもらえます。

 

ドン・マイマイ先生
さて、マイコさん、ここまで聞いて医療保険についてどう思いましたか?
マイコ
うーん…医療保険ていらないのかなって思った。
ドン・マイマイ先生
たしかに、高額療養費制度を利用すれば、治療費を大幅に抑えることが出来ます。しかし、医療保険外までも存在しているということは、存在し続ける何らかの理由があるはずです。
マイコ
確かに!医療保険の意義ってなんだろう…

医療保険の意義とは

マイコ
マイマイ先生、医療保険の意義って何ですか?
ドン・マイマイ先生
まず1つ目は、最新の医療保険だと、入院1日目から保障してくれるということです。

各種ある医療保険で共通する基本的な保障内容は「入院給付金」と「手術給付金」です。

この入院給付金ですが、冒頭の例のように旧来型の医療保険だと現状に対応できないものがあり役に立ちません。しかし、最新の医療保険では入院1日目から保障されるものが多くなっています。そのため、入院時にかかる費用を削ることができる非常に有力な保障です。

ドン・マイマイ先生
次に、国の保障ではカバーされない"雑費"についてカバーしてくれるということです。

 

この雑費の内訳は、主に「入院時の差額ベッド代」、「食事」、「先進医療費用」、「入院・通院費用」などです。

医療保険では、これら健康保険が効かない部分を保障してくれます。

 

例えば、差額ベッド代について。

差額ベッド代とは、健康保険の適用範囲外の「特別な病室」を使用する際にかかる費用です。

これは拒否することもできるのですが、救急車で運ばれたなど緊急時の場合には健康保険適用外の部屋に入らざるを得ないことも考えられます。

もし予定通り治療が進まず入院が長引いたりしてしまうと、この差額ベッド代がかさんできてしまいますね。

こういったときに医療保険に入っていればこのような心配事を回避できます。

 

また通院治療になってしまった場合なども医療保険は非常に有効です。

病院が歩いて行ける場合は大丈夫ですが、「病院には交通機関を使わないと行けない・・・」といったケースもあります。

差額ベッド代と同じように、これも長引いてしまうと塵も積もれば山となってしまうので、医療保険のカバーがあれば安心です。

 

マイコ
なるほど、だから医療保険は今日まで続いてきたんですね。

賢い医療保険の加入法とは!?

ドン・マイマイ先生
では、賢い医療保険の加入法について説明します。
ドン・マイマイ先生
まず、医療保険加入の極意は「厚すぎず、薄すぎず」です。
マイコ
「厚すぎず、薄すぎず」かあ…それってどういうこと?

 

医療保険は、保障を厚くしすぎてしまうことが一番もったいない、という保険です。かかる費用の多くは国の制度によって軽減することができるので、保障を厚くしすぎると逆に毎月の保険料が高くついてしまいます。

目安として、もらえる入院給付金や雑費など込々で1日当たり5千円~1万円くらいがちょうど良いでしょう。

フリーランスの方の場合は、入院している間は基本的に収入がなくなってしまうので、一日当たり1万円あると安心です。

また、先進医療特約は少しの保険料で大きな保障がついてくるリターンの良い内容なのでつけておくとより安心できますが、そもそも先進医療にかかるような病気になる確率もそこまで高くないので、無理につける必要はありません。

マイコ
なるほど~、厚くしすぎるのもよくないんだね。
ドン・マイマイ先生
次に、定期型、終身型をうまく使うということです。

また、医療保険には定期型と終身型、という2種類があります。

定期型は期限が設けられており、更新することもできますがその都度保険料が上がります。

対して終身型は保険料が変わらず一生涯続きます。

この二つをうまく利用し、「必要な時だけ」定期型を追加し保障を一時的に厚くするという技も可能です。

マイコ
保険の型にも注意しなきゃいけないのか!よく考えて医療保険に加入しないと。

まとめ

ドン・マイマイ先生
医療費は、国の制度をうまく活用することによって大幅に抑えることができますが、国の制度だけではカバーしきれない部分もあります。
マイコ
そのカバーしきれない部分をカバーするためにあるのが医療保険だよね。
ドン・マイマイ先生
マイコさん、その通り。だから、国の制度と医療保険を過不足なく利用して、最大限に保険を活用していきましょう。

 

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