資産を運用したい!個人型確定拠出年金の運用商品と運用のやり方 | 保険の学び場

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資産を運用したい!個人型確定拠出年金の運用商品と運用のやり方

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個人型確定拠出年金

個人型確定拠出年金において、投資は「義務」ではありません。

しかし、個人型確定拠出年金に加入して、そろそろ投資もしてみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、個人型確定拠出年金の扱っている資産運用商品と、その運用のやり方について詳しく解説します。

 

個人型確定拠出年金に関する記事は☟にて紹介しています。

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個人型確定拠出年金の運用商品は何があるの?

個人型確定拠出年金の運用商品は、「元本確保商品」「投資信託」の2つに分類されます。

元本確保商品とは、原則として、元本が確保されている運用商品のことで、所定の利息が上乗せされるものです。代表的な商品として、定期預金保険商品などがあります。

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことです。

代表的なものとして、国内債券型外国債券型国内株式型外国株式型があり、そのほかにも、複数の資産を組み合わせたバランス型や、不動産を投資対象とする不動産投資信託(REIT)などがあります。

最初に、元本確保商品の定期預金、保険証券について解説していきます。

元本確保商品

定期預金

個人型確定拠出年金の運用商品である「定期預金」ですが、商品内容は、一般の窓口で取り扱われている定期預金と同じです。

定期預金の場合、金融機関には、

・〇〇銀行確定拠出年金専用定期(1年)

・△△銀行確定拠出年金専用定期(3年)

のように、満期の異なるいくつかの商品があるケースが多いです。

定期預金はどのように運用されるのかというと、

まず、預け入れ時にあらかじめ金利が提示されて、満期まで預ければ所定の利息が付きます。

そして、満期になった時には、「元本とその利息」がまとめて、同じ商品に再度投資されます。

このように投資され続けていくので一度預けたら放っておいてもよいのですが、

定期預金の金利は変動していくので、金利をたまに確認してみるのがよいです。

また、ほかの商品に資産を預け替えるため、満期になる前に解約した場合には「中途解約利率」が適用されます。

したがって、預け入れ時に示された金利よりも低い金利が適用されてしまうことになります。

しかし、低い金利になってしまっても、元本は保証されるので、元本割れすることはないのでご安心ください。

最後に、仮に確定拠出年金の口座を開設した銀行が倒産してしまった場合、個人型確定拠出年金で預けた定期預金もペイオフの対象となる、ということを頭の片隅に入れておいていただければと思います。

保険商品

定期預金と同じく元本確保商品である「保険商品」には、損害保険会社が提供する「積立傷害保険」や、生命保険会社が提供する「利率保証型積立年金」などがあります。

保険商品がどのように運用されるのかというと、定期預金と同様に、預け入れ時にあらかじめ金利が提示され、満期まで預ければ所定の利息がつき、満期時には、「元本とその利息」がまとめて、同じ商品に再度投資される、というものです。

また、一般に、同じ期間の定期預金と比べると、利率の高いケースが多いとされています。

しかし、保険商品に投資するにあたって注意があります。

それは、中途解約のペナルティが定期預金よりもきついということです。

どういうことかというと、保険商品は、商品や時期によっては、中途解約すると解約控除が適用されて元本割れしてしまうことがあるということです。

そのため、保険商品からほかの商品へ預け替える可能性のある人には保険商品は向きませんが、

預け替える可能性のない人は、満期まで預ける(=中途解約はしない)なら、同じ期間の定期預金に比べて高い金利になり、多くの利息をもらえる可能性が高くなるので、保険商品が向いていると思います。

投資信託

次に、投資信託について説明します。

選ぶことができるものとして、国内債券型、外国債券型、国内株式型、外国株式型、複数の資産を組み合わせたバランス型、などがあります。

投資信託では、これらの型をどのように組み合わせるかによって、運用する資産がどのように値動きするのかが変わってきます。

どの型に投資するかは自分で選ぶことができますが、具体的な投資先選びは運用会社にお任せとなります。

また、個人型確定拠出年金は60歳まで資産を引き出すことができません。そのため必然的に長期的な運用になると考えられます。

長期的な運用の場合、債券よりも株式のほうが高いリターンをもたらしてくれるので、株式中心に託すのがおすすめです。

また、個人型確定拠出年金で、投資信託をするメリットとして、①販売手数料がかからない②信託報酬が安い③運用益が非課税という3つの点が挙げられています。

③については、通常、投資信託の利益に約20%の税金がかかるというのが非課税になるというのですから、とてもお得ですね。

投資信託をしてみたいと思っていた人は、ぜひこのメリットを活用して個人型確定拠出年金で投資信託をこの機会に始めてみてください!

個人型確定拠出年金で投資信託を選ぶ時のポイント

投資信託には、約1万種の商品があるといわれています。その中から自分がいいと思う商品を見つけるのは大変ですし、似たような商品も数多くあります。

そのため、投資信託の商品はある程度仕分ける必要があります。

仕分ける際の基準は、①投資対象、②運用方針、③コストです。

①の投資対象について、投資信託は、自分一人ではとてもできないような投資も可能にしてくれます。投資信託には、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券、商品、不動産といったあらゆるものがあり、

また投資信託に投資する投資信託まで用意されています。この中から、自分が何に投資したいかを考えて絞ってみてください。

②の運用方針について、投資信託ごとに、運用に対する姿勢はさまざまです。積極的にリスクを取ってリターンを追求したいというものもあれば、日経平均株価のようなベンチマークに連動したものでいいというのもあります。

ベンチマークより高いリターンを追求しようとする運用のことを、アクティブ運用といいます。またこれとは逆に、ベンチマークに連動した成果を出すことを目標とする運用のことを、パッシブ運用といいます。

パッシブ運用は、ベンチマークに連動した成果を出すことを目標としているので、特別なリターンはあまりありませんが、損失もありません。

投資信託の商品を選ぶときのコツとして、「運用資産全体に占める株式の割合」を確認していただきたいです。

株式の割合が高ければリスクが高く、株式の割合が低ければリスクは低いといえるでしょう。

しかし、同じ株式の割合同士でも、新興国の株式が含まれると、リスクは高くなります。

③のコストについて、一番注意して確認してただきたいのが「信託報酬」です。

信託報酬とは、管理手数料とも呼ばれる、投資信託の手数料のことです。

信託報酬の目安は1%です。1%を超えていたら、信託報酬が高いと思ってかまいません。

一般に、アクティブ運用をする投資信託の信託報酬は高め、バランス型の投資信託の信託報酬は高め~低め、パッシブ運用をする投資信託の信託報酬は低めと言われています

結局、どのような投資信託を選ぶのが良いかというと、最初の1つ目はバランス型の投資信託を選ぶことをおすすめします。

積極的すぎず、守りに入りすぎず、老後資金の形成にはぴったりの投資信託であるといえます。

資産の運用をしたい!

「元本確保商品」と「投資信託」について分かったところで、どのように運用したらいいのでしょうか。

ここでは資産の運用のやり方について説明していきます。

まず、個人型確定拠出年金の加入手続きは済ませておいてください。

個人型確定拠出年金の加入手続きが終わっているものとして、説明していきます。

①運用方法を選ぶ

インターネットやコールセンターで商品選択を行いましょう。

(※金融機関によっては、最初に「配分指定書」が渡されて、加入時に商品選択を終えていることもあります)

商品は1%刻みで選択することができます。合計が100%になるように商品選択をしましょう。

②運用の計画をする

各金融機関がインターネットで提供しているシミュレーションサービスを利用してみましょう。

このシミュレーションサービスは、いくつかの質問に答えるだけで、自分の年齢や、考え方に合った資産配分を提示してくれます。

この提示されたものをベースに商品選択をすることで、理論的に効率の良い運用ができます。

③運用開始!

運用が始まりました。上手に投資信託を利用して資産形成をしていきましょう!

④運用状況のチェック

運用が始まってしばらくしたら、運用状況をチェックしてみましょう。

運用状況のチェックは、Web上やコールセンター、書類ですることができます。

Web上やコールセンターでは、最新の運用状況や過去の全体的な運用損益、商品ごとの損益などを確認することができます。

また、書類というのは、各金融機関から、年に1~2回程度郵送されてきます。

こちらは紙上でじっくりと運用状況を確認できるので、Webとは違ったメリットがあるといえるでしょう。

⑤応用編!運用商品を変更してみよう

運用になれてきたところで、運用商品の変更をしてみましょう。

運用商品の変更は多くの場合、インターネット上で手続きをすることができます。

商品変更でよく行われる次の2つのパターンを見てみましょう。

その1:積み立て方法を変更する

こちらは商品配分を変更するというやり方です。まず積み立て方法を変更しましょう。

掛金が積み立てられる日(拠出日)の3営業日前くらいまでに手続きを行えば、当月分から変更が反映されます。

手続きが正しく完了しているか不安な場合はコールセンターへ問い合わせてみるのも良いでしょう。

その2:購入した商品を買い替える

こちらはこれまでに購入している商品を売却して買い替えるというやり方です。

この手続きは、手続きをしてから実際の取引に反映されるまで、数日のタイムラグが発生します。

また、数時間以内であれば手続きを取り消すことも可能です。

さらに、数日のタイムラグが発生するという点から、デイトレード感覚で取引を行うことはできません。

まとめ

個人型確定拠出年金に加入している方は普通に投資信託をするよりもお得に投資信託を始めることができます。

ぜひ自分に合った運用の仕方を見つけて、資産運用をしてみてください!

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